第五話は、少し短めになっています。
ご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

 いつまでも、願う。
  いつまでも、ずっと。

 

 

 

焼けてなくなった倉庫は、倉庫にあった火薬に火が引火し、火事という事で片付けた。
勿論、それを疑う者は誰もいない。
そうして、真実は神羅の手によって消えていくのだ。

 


「ザックス、カンセル。また、後で。…じゃぁ」

 


ロッドが名残惜しそうに言った。
ロッドやレノ、シスネ、ツォンが上空からやってきたヘリに乗る。
ガラガラと、扉が音を立て閉まった。
タークスは忙しい。次の任務があるから行かなくてはならない。
けど、次の任務を終えれば休暇ができるという。
その時にまた飲もう、と約束した。

 

ヘリが上空へと舞った。
ぐんぐんとスピート上げ、ミッドガルの方向へと飛んでいく。
あまり天気の良くない今日。その姿はすぐに見えなくなった。

ソルジャーであるザックスとカンセル、この後のんびりとトラックに乗って帰る。
タークス達が任務から帰ってくるまで、特にすることはない。
報告書と適当にまとめ、はやく家へ帰ろうと、ザックスは考え、
ぐぐぐ、と伸びをした。

 

「はー…、疲れた。……んじゃ、帰るか」
「そうだな」

 

カンセルは頷き、2人はトラックのある場所へと向かった。

 


それから二日後。
レノからの連絡に、ザックスの頬が緩んだ。
任務を終えたから、飲みに行けるとの連絡だった。
早速カンセルを誘い、タークスのオフィスへと向かう。

そこにはあの4人しかいなかった。
どうやら他のタークス達はまだ別の任務中らしい。


6人で、8番街の飲み屋へと足を運ぶ。
酒を適当に頼み、雑談が始まる。
別任務の話だとか、神羅の話だとか。
はたまた、まったく関係のないプライベートの話も。

笑って、笑って、笑って。


自分達がこう楽しくあれるのも少なからず、犠牲があってこそ、だ。
それは皆、承知の事である。
敵といえど、相手は自分と意見がたまたま違ってて、わかりあう事ができない、けど同じ人間なのだ。
それでも、自分達は戦う事を止めない。
それが自分の任務であり、仲間の為であるからだ。

 

「なんでもいい。これが、ずっと、いつまでも続けばいいのに」

 

誰につぶやいた言葉なのか、それともただの独り言だったのかはわからない。
けど、誰かは、とても寂しそうに、懇願する様にそう言った。

皆、この平凡な幸せを願い続ける。

 

 

 

 

ザックスが、セフィロスやクラウド等とともにニブルヘイムへ向かったのは、
────それから半年後の事だった。

 

 

 

 

 

   『 いつまでも、願う。 』    
 
                End.

 

 

 

 

 


 

 

 

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はい。という事で微長編はこれにて終了です。
(誤字脱字の嵐、本当に申し訳ありません。)

6人が好きだから、という思いつきで書いた内容です。
自己満足しました、すいません。

ハッピーなエンドにしたかったけど、これじゃ結果でいうと
バッドなエンドですね。申し訳ないです…。

それでは、ここまで読んでくださった皆様、感謝致します!

2009/10/2 end.